ネガティブな感情の行方

2017/4/23

その他


まちやど管理人 せい子です。

郡上八幡でゲストハウスをやってます。

郡上に来るきっかけ、ゲストハウスを開業した経緯は
ココロココさん http://cocolococo.jp/2283
全労済さん http://www.zenrosai.coop/stories/kurashi/challenge/21.html
にて取材してもらった記事がありますので、ご興味のある方はどうぞ。

 

今日の郡上八幡は一日中快晴!

青空が綺麗な一日でした。

 

ついに、まちやどのこたつ布団をしまいましたよ。

ストーブは朝晩たまに冷え込むことがあるので

最後の灯油を使い切るまで出しておこうと思っています。

 

 

最近、会う人会う人に「雰囲気が変わった」と言われます。

どんな風に変わったかというと

 

柔らかくなった

女性らしくなった

穏やかになった

などなど。。。

 

ありがたいことですね。

逆に、今までは一体どれだけ

硬くて 女子力なくて 激しかったのか。。。

少々不安にもなりますが

 

でも実際、私自身も自分の変化を自覚していて

前よりだいぶ楽に生きれるようになっている気がします。

 

何より一番の変わった原因は

「自分の感情に正直になること」を

自分自身に許可したことかなと思います。

 

ポジティブな感情はいくらでも受け入れられるのですが、

きらい とか 苦手 とかのネガティブな感情。

世間体や体裁を気にして感情を表に出さないようにすること

それが大人になるということだから

そう感じる自分自身の気持ちを無視したり

感じること自体、ダメだ、未熟だ と責めたりして、

自分で自分を苦しめてたんだなあって、

今振り返るとそんな感じがします。

 

確かに、いい大人ですから、

感情をそのまま表に出すのはもちろん良くないけれど

そのネガティブな感情を感じた自分を責める必要はないんですよね。

今更ですが。。。

 

 

郡上八幡はとっても大好きな町だし、ここで暮らす人も好きですが

必ずしも好きな人ばかりではないし、いいことばかりが起こるわけでもない。

苦手な人と顔を合わせることも多いし、

いやでも付き合っていかなければいけない

 

もちろんどこで暮らしていても起こることですが、

郡上八幡に来てからは特に、

東京で暮らしていた頃よりも人との距離が近くて

東京ではある程度は会いたくない人に会わないようにできたけど

郡上八幡ではそうはいかない。

 

だから、なるべく人を嫌いにならないように、

会う人会う人を好きでいられるように

ネガティブな感情を持たないように

でもやっぱり人間だからネガティブな感情はあるわけで

その感情の扱い方が分からず、

そう感じる自分をせめて自分を攻撃し続けてきていました。

 

最近は、

 

嫌なものは嫌。苦手なものは苦手。

以上。

 

ジャッジしない。

そのままの感情を受け入れる。

 

先日、ヨガの哲学で学んだことを思い出し、

いったん自分の感情を受け入れてあげると、

そっか、

私はこの人が嫌いなんだね。

こういうことが苦手なんだね。

よしよし、なるほど

 

で、さあどうする?と。

感情を感じてから自分自身でワンクッションおけるし、

その感情をいったん自分自身が受け入れてあげられるので

行き場に困ることがなく、すーっと入っていくんです。

 

そんなことが多くなってきて、最近本当に楽に生きられる感じがします。

 

そして、そんな風に感じながら改めて郡上八幡の人たちを観察してると

とーっても上手に、絶妙な距離感で取り繕ってたりとか

逆に、思いっきり感情をあらわにしてたりとか

 

この土地で生まれ育った人は、

「この人には本音を出してOK」

「この人にはとりあえずここまで」

みたいに、長年の付き合いの中での感覚で

相手によって人との距離感と感情の出し方を

絶妙なバランスで調整しながら人付き合いしてるんだなあって思います。

この土地で生きていくための処世術なんでしょうね。

 

だからこそ、

たかだか7年ほどしかこの土地で暮らしていない私には

地元の人の本音が分からない。。。って言うことはちょくちょくあります。

 

郡上流処世術をうまいこと身につけながら、

自分の感情はきちんと受け止め

本音を出すべきところにはきちんと出す。

 

7年前よりは、だいぶ器用にできてきたかな??

いや、まだまだ不器用かも。。。