郡上の仕事とこれからの働き方
2018/9/14
タテマチノイエのお試し住人のミズノツクルです!
私が郡上八幡で暮らしてみたいと思ったきっかけなどは
こちらに記載してありますので、ご興味ある方はどうぞ。
HUBGUJOの取り組み
さてタテマチノイエでの滞在を始めてから、ありがたいことに毎週いろんな郡上の住人の方々とお会いしています。
前回の滞在では吉田川沿い・バローの隣にあるコワーキングスペース『HUBGUJO』の理事長、赤塚良成さんとお話をさせていただきました。ちょうど9月10日にニュースサイトITmediaでHUBGUJOについての記事が出ていますので、HUBGUJOでどんなことが起こっているかはこちらに譲るとして……。
全国各地で地方部からの人口流出が進行していますが郡上市もご多分に漏れず、毎月2ケタ数の人口が減少しているそうです。郡上市の全人口が4万人強なので、決して少なくない割合で人口が減っています。
特に若い世代の減少理由においては、働き口がないことが大きな原因だそう。郡上には大学がないので進学に伴って市外に出てしまい、そのまま市外で就職……という流れです。
もともと郡上に縁がなかった身からすると、確かに郡上にどんな産業があるのか、まだあまりよくわかっていません。農業・漁業・観光あたりは想像できますが、場所柄、展開できる産業の選択肢は少なそうです。関なら刃物、多治見なら焼き物、と岐阜県はわりと地場産業のイメージがつけやすいですが、郡上は……食品サンプルか……(なかなかニッチな)。そこでHUBGUJOが、郡上から新しい仕事を生み出すための拠点として活動を続けています。
郡上での働き方
私もタテマチノイエでの暮らしを始めてから、「この町で自分が食べていくにはどうしたら?」とよく考えています。今の生活の基盤は名古屋で得ている仕事であり、郡上での仕事は実質、特にない状態です。
【宣伝】ちなみにホームページ制作などWEBの仕事をフリーランスでやっていますので、自分のところのホームページをどうにかしたい……などのお困りごとがあったらぜひご相談ください。【宣伝おわり】
とはいえ仮に郡上でWEBの仕事を本格的にやるとして、この業界は単発の仕事が多く、また溢れるほど案件があるわけでもないので、郡上市内の“内需”で継続的に……とは考えにくい。今の時代はフリーランスがクラウドソーシングで仕事を獲得することもそんなに難しいことではないので、“外貨”も得ようと思えば得られるけれど、その仕事をする場所は別に郡上でなくてもよいのでは……?そもそもWEBの仕事で食べていきたい……?
と、郡上でどう生きるかという以前に、これからの人生をどう生きるかという岐路に立っている今日この頃です。
世の中にはいろんな産業に携わる人がいます。自分の場合はパソコン一つあれば場所をとらわれずできる仕事にありついて、郡上でもリモートワークができる可能性を得ました。ただ、これは普通に学校生活を送っているとあまり入らない進路だな、とも思います。そういった意味で、郡上市内の小・中・高生が「こうやって地元で働くことができるんだ」と気づけるような機会があるといいですよね~……そこで!
郡上ロボットクラブ
【また宣伝】私をHUBGUJOや赤塚さんに引き合わせてくれた宮崎さん(冒頭のニュース記事でも出演中)が主催する郡上ロボットクラブの秋の教室が10月から始まります!私もすこしお手伝いする予定です。
ロボットなのでWEBとはちょっと違いますが、お子さんがパソコンやプログラミングといった世界に触れられるチャンスです!皆さまのご参加をお待ちしています。詳しくはこちら。【宣伝おわり】
名古屋もかなり涼しくなってまいりました。皆さま風邪など引かれぬようご自愛くださいませ。